SSブログ

トマト [野菜の花]

<新潟県津南町>トマト01.jpg トマトのジャム? 長野県の白馬でバイトしたときのこと、バイト先の親戚のペンションで、トマトジャムをつくったというので試食したことがあります。どんな味なのか想像つかなかったのですが、食べると意外にいけるんです。今となっては、どんなトマトを使ったのかわからないけど、トマトって生でもおいしいし、熱を加えてもおいしいですよね。生のトマトは夏が旬ですが、ケチャップやトマトソースなどの加工品は、年中利用できるのが魅力です。
トマト03.jpgトマト04.jpg 生食用のトマトは、ハウスの中で箱入り娘のように育てられる野菜というイメージがあります。実際、地元のトマト産地の畑を訪ねると、立派なハウスで大切に世話されながら育っていました。中には、水を極力与えないで育て、甘さを高めたフルーツトマトもありますが……。一方で、燦々と降り注ぐ夏の日差しをいっぱいに浴びたトマトもあるんです。訪ねたのは、新潟県津南町の沖ノ原台地。ここには、国営で開発した農地が広がっていて、トウモロコシ、アスパラガス、ニンジンなどの畑が100ha以上に渡って広がっています。台地のため景色が抜けていて、バックに周辺の山並が望めて気持ちがいい。

トマト02.jpg 加工用トマトの畑もここにあります。畑の端に小さな立て看板があり、大手メーカーの契約畑と書いてありました。加工用というから、ケチャップやピューレ、ジュースなどになるのかな。いつも食べているケチャップやピューレの原料が、意外に身近なところで栽培されていたと思うと、愛着も湧きます。トマトの畑は、ハウスなどでよく見る支柱を立てて蔓を巻き付かせているのとは違い、伸びるに任せて茎がからみ合ってごちゃごちゃとした感じ。放ったらかしというか、ワイルドな育て方というか。放任主義で育てた野生児だから、味の濃い、加工に適したトマトができるのでしょう。

トマト05.jpg トマトはナス科で、黄色のとがった星形をした可憐な花を咲かせます。真ん中のおしべも黄色。訪れたときはやや花が終わりかけた頃で、葉や茎の間から、青いまん丸のトマトが鈴なりについていました。花が終わると、夏の日差しを浴びて、この青い実が真っ赤に色づいていきます。生食用のトマトよりも、ケチャップなどの加工品の方が、抗酸化力のあるリコピンが多いとか。近くのスーパーに、この津南のトマトで作ったトマトジュースが売っています。味が濃くておいしいのですが、価格が高めなのが玉にキズです。    

撮影/'00.7.20

banner.blog.with2.net.jpeg


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

ラベンダーミツバチが好きな花 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。