バジル [野菜の花]
<新潟県新潟市> 畑にハーブを植えるなんて、なんだかオシャレです。運動不足解消に始めたウォーキングのコースに小さな畑があります。家庭菜園のようですが、いろんな野菜を育てていて、中には知っているものもあり、通るたびに「お、○○の花が咲いたな、○○がそろそろ収穫だな」と、横目で見ていました。
夏休みも終わりというとき、見たことがない植物がまとまって葉を茂らせ、花を咲かせていました。白い花は初めて見ますが、葉はどこで見たような気がします。なんだっけと思いながら、さらに1kmほど進むと、別の畑でも同じ植物が花を咲かせていました。こちらでは、たまたま畑の手入れをしていたお母さんがいたので、何を植えているのか訊いてみました。すると、「バジル」とのこと。あぁ、言われてみれば納得。葉も見覚えがあります。
緑のつややかな葉は、香りがよく、生で食べても加熱してもおいしい。ところが、花が咲くと花に養分が取られ、葉のフレッシュさは失われて硬くなってしまうのだとか。花芽がついたら摘んでしまう人もいますが、この畑のバジルは種を取るために咲かせているのかもしれません。
バジルにはさまざまな種類がありますが、代表的なのがスイートバジル。甘くさわやかで深みのある香りが特徴です。ヨーロッパでは若葉の香りが好まれ、ハーブの王様として親しまれています。バジルといえば、イタリア料理やフランス料理に欠かせないハーブの一つ。日本でも今や、おなじみですね。バジルをペースト状にしたジェノベーゼソースは、パスタはもちろん、肉や魚のソテーのソースにしたり、ゆでたジャガイモと和えたり、さまざまな料理に使えます。特にトマトとの相性は抜群で、トマトとバジル、モッツァレラチーズのマルゲリータピッツァは有名ですね。ちなみに、トマトの近くにバジルを植えておくとトマトが甘くなるそうですよ。
インド原産のバジルはシソ科の多年草ですが、耐寒性がないため日本では1年草として扱われています。草丈が60〜90cmにもなり、夏になると花穂を伸ばして白や紅色がかった小さな花を咲かせます。日本に伝わったのは江戸時代で、当時は漢方薬用の植物として利用していたようです。バジルの種を水に浸しておくと、水を吸って表面がゼリーのように膨張するので、これで目に入ったゴミを取り除いていたのだとか。和名の「目ぼうき」は、ここから来ているそうです。ハーブの花もいいものですね。
撮影/'11.8.30
夏休みも終わりというとき、見たことがない植物がまとまって葉を茂らせ、花を咲かせていました。白い花は初めて見ますが、葉はどこで見たような気がします。なんだっけと思いながら、さらに1kmほど進むと、別の畑でも同じ植物が花を咲かせていました。こちらでは、たまたま畑の手入れをしていたお母さんがいたので、何を植えているのか訊いてみました。すると、「バジル」とのこと。あぁ、言われてみれば納得。葉も見覚えがあります。
緑のつややかな葉は、香りがよく、生で食べても加熱してもおいしい。ところが、花が咲くと花に養分が取られ、葉のフレッシュさは失われて硬くなってしまうのだとか。花芽がついたら摘んでしまう人もいますが、この畑のバジルは種を取るために咲かせているのかもしれません。
バジルにはさまざまな種類がありますが、代表的なのがスイートバジル。甘くさわやかで深みのある香りが特徴です。ヨーロッパでは若葉の香りが好まれ、ハーブの王様として親しまれています。バジルといえば、イタリア料理やフランス料理に欠かせないハーブの一つ。日本でも今や、おなじみですね。バジルをペースト状にしたジェノベーゼソースは、パスタはもちろん、肉や魚のソテーのソースにしたり、ゆでたジャガイモと和えたり、さまざまな料理に使えます。特にトマトとの相性は抜群で、トマトとバジル、モッツァレラチーズのマルゲリータピッツァは有名ですね。ちなみに、トマトの近くにバジルを植えておくとトマトが甘くなるそうですよ。
インド原産のバジルはシソ科の多年草ですが、耐寒性がないため日本では1年草として扱われています。草丈が60〜90cmにもなり、夏になると花穂を伸ばして白や紅色がかった小さな花を咲かせます。日本に伝わったのは江戸時代で、当時は漢方薬用の植物として利用していたようです。バジルの種を水に浸しておくと、水を吸って表面がゼリーのように膨張するので、これで目に入ったゴミを取り除いていたのだとか。和名の「目ぼうき」は、ここから来ているそうです。ハーブの花もいいものですね。
撮影/'11.8.30
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